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月20万円以下でできる! いい人が2倍集まる求人広告のワザ(中野尚範)
どんな媒体なら人が集まるのか?
採用担当者にとって永遠のテーマです。

「永遠のテーマ」と書いたのは、
募集媒体において「鉄板」は存在しないからです。
これぞと思った媒体から願ったり適ったりの人物が出てくる場合もあれば、
期待しないで出した媒体から目を見張る人物が出てくることもあります。

応募者の人に「どうしてその媒体を見ていたのですか?」と聞くと、
必ずと言っていいほど、「たまたま‥」という答えが返ってきます。
何か法則があるのではないかと模索している方はがっかりですよね。

でもこの答えから、私たちはひとつの教訓を学ぶことができます。
「どんな人でも偶発的な行動を取るものだから、
求人広告の中身だけは常に気合を入れて作らないといけない」、ということです。

その中身の作り方についてヒントを満載しているのが本書です。
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■本書の構成
1章:人材マネジメントの基本的な考え方
2章:実際の広告を元にした「やってはいけない」例
3章:写真の使い方
4章:採用ホームページの活用方法
おそらく多くの方にとって1章・4章は既知の内容です。読み飛ばしましょう。
2章・3章にて本書の魅力を判断してください。
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■立ち読みのポイント
⇒141ページ〜145ページ【使ってはいけない写真の例】
極論すると144〜145ページを読めば本書を読んだも同然です。
写真と求人内容が合っていますか?ということです。
おもしろいのは141ページのフリー素材についての指摘。
私も採用する立場から、人事担当者向け月刊誌を見たり、
採用コンサルティング会社のセミナーに参加したりしています。
そこで目にする広告のカット。
まあ出るわ出るわ同じモデル、同じカットの連発です。
著者もそのことを指摘していて、「それでは個性が出ない」と言っています。
月刊誌もコンサルティングもオリジナリティが無いと立ち行かなくなるはずですが、
だいぶ使用する写真で損をしているようです。
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それでは5点満点での評価です。

タイトル(3)★★★
「月20万円以下でできる」という具体性が目を引きます。
読んでみると20万円以下である根拠はどこにも無いのですが、
この予算水準からして町の店のオーナーを対象にしているものと思われ、
ターゲットが明確になっていると感じました。
逆にブランド力のある超大手企業の採用担当の方は、
もっと別の戦略を練ることに注力した方がいいでしょう。

ナレッジ(2)★★
立ち読みの時はけっこうノウハウが詰まっているように感じたのですが、
マーケティングに基づいて求人広告を考えている人にとっては、物足りません。
後輩用に1冊買っておいて損はないと思いますが、
現採用担当者の方は、写真の撮り方やキャッチの作り方といった
個別のテーマを追いかけた方が有意義です。

スキーム(1)★
各ページの下1/3段を解説用のビジュアルに割いておりたいへん見やすいです。
この手の採用関係の本は良くてグラフがたまに出てくるだけで、
文章だけで説明されてイメージが湧かないことが多々ありました。
「何を」「どう変えたら良いのか」の指摘が具体的で好感が持てます。
ただ、具体性の「深さ」レベルで考えるとこれぞという情報はありません。

総合(2)★★
上記で触れてきたように、
具体的な事例を取り上げて求人広告の作り方が解説されており、
非常にわかりやすくなっています。
おそらくこの次の深さレベルのナレッジは、企業の中に留まっているものであり、
あまり一般には出回らないもの。それを取り上げた時、本書の価値は倍増するでしょう。


JUGEMテーマ:ビジネス


| 人材マネジメント(採用・研修・転職・モチベーション) | 23:30 | comments(0) | - |pookmark
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