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話し方・マナー・演出のコツがわかる 新郎新婦のあいさつと手紙 (ゴトウライタ)
評価:
ゴトウライタ
高橋書店
¥ 1,050
(2008-06-14)
『ゼクシィ』(9月号)の特集で、
「今すぐ使えるオリジナル演出100」が出ています。

使えるネタもそこそこある中、
バルーンを降らすのような「迷惑??」な演出もあっていろいろです。

先日、船井総研のブライダルセミナーに参加したところ、
今は「マグロの解体ショー」もやるみたいで、
生臭そう‥という心配は他所に会場側も趣向を凝らすのにたいへんそうです。

さて、披露宴でどんな演出を組むかはもちろん大事ですが、
演出の要となるのはやはりスピーチ。
毎度披露宴ってドキドキです。

主賓の挨拶でやめてほしいのが、「会社案内」(笑)。
部長さんがわが社のディティールを説明し出してしまうケース。
また別の機会にしませんか?って。

また、突然参加者にスピーチを振る司会者がいますが、
これはNGだと思っています。
「何かおもしろいことを言ってくれるだろう」はあまりに人任せ。

親しいほど逆に適当なエピソードが見つからなかったり、
誰もが「忌み言葉」のようなルールを知っているわけではないので。
様々な世代が集う披露宴ならではの難しさがあります。

逆に新郎新婦側は、ある程度スピーチの「流れ」が決まっていますから、
どこをアレンジするか考えるだけです。
それだけに、スピーチの基本が身についていないとかっこ悪い!

私はテレアポ(から始まる新規営業)を成功させるために、
発声講座にまで通ったクチなのですが、
週1回2時間で全10回。長い!

もっと手軽にスピーチ(話し方)を学べないか、
そしてもうすぐ結婚しますというハッピーな方には、
今回ご紹介する本がマッチするでしょう。

──────────────────────────────────────
■本書の構成

第1章:披露宴でのスピーチの基本
第2章:ウエルカムスピーチ文例集
第3章:謝辞文例集
第4章:花嫁の手紙文例集
第5章:婚礼アイテムの工夫、演出の組み立て方、二次会でのスピーチ

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■立ち読みのポイント

⇒25ページ【 話す時のスピード 】

なぜスピーチにおいて原稿を読んではだめなのか?
―答えは「会話」ができなくなるからです。

私が参加した発声講座では、
ひとりで前に出てスピーチする訓練がありました。

原稿を見てしゃべれると、
言葉に間違いがないから話す側からしたら安心です。

でも、「言い間違えてはいけない」という思いから
ついつい視線が原稿に落ちてしまい、
参加者を見て話すことができない落とし穴があります。

スピーチにおいては、「誰が」「誰に」話しているかを
理解することが重要です。

直接的な会話をしていなくても、
理解してもらえているかどうか、参加者の表情を見なければわかりません。
なおかつ、原稿を読んでいると、
必要な補足であったりアドリブができなくなります。

よく言われている方法として、
「要点のみメモを残す」のは良い方法だと思います。
しゃべる内容自体を忘れてしまうと致命的なので、
エピソードのタイトルだけ控えておいて、
後はその場で膨らませる方法です。

本書でも、やはり話すスピードについての注意書きがあり、
「子どもに絵本を読み聞かせるくらい」のスピードでよいと書かれています。

お子さんがいない方は(自分もだけど)
読み聞かせのスピードがわからないかもしれませんが、
一緒に想像してみましょう。

ゆっくり読んであげるのはもちろんです。
ページをめくるとき、どうしますか?

そうです、おそらく子どもの方を振り返って、
表情を確認しながら、「この後どうなるかな〜」とか言うはずです。

この「間」がスピーチにとって大事なのです。
って私もプロでないですが、
とにかくしゃべりベタを解消しようと努力した中でもここはポイントでした。

──────────────────────────────────────
それでは5点満点での評価です。

タイトル(3)★★★

メインである「新郎新婦のあいさつと手紙」自体は凡庸です。
(婚礼系はあまりぶっ飛んだタイトルでは信用を失うので、
ひねりすぎない方がいいジャンルですね)
注目は枕にあたる「話し方・マナー・演出のコツがわかる」の方。
やはりひとつひとつの単語はありきたりなのですが、
3つ重ねることによって、「これが知りたかった」となってきます。
また、清廉なイラストを多用することで、
文例集にありがちな地味な印象を拭っています。

ナレッジ(1)★

基本的に披露宴のスピーチ事例集なので、
すぐに必要としない私(泣)には猫に小判です。
これから結婚される方はどんな感想でしょうか。
ただの事例集よりも優れている点として、
原稿事例の中に「間」であったり、「強調」であったり、
プロとアマで決定的に差が出る部分の注釈がついていて便利です。
結局はその人に身についているものなので、
普段から意識していないと改善することは難しいのですが、
披露宴1回のみであればこれで何とか乗り切れます!
(2回目以降の披露宴は、も・ばっちりっす☆)

スキーム(1)★

読者ターゲットを新郎新婦に置いているので、
ウエルカムスピーチ→謝辞→花嫁の手紙という構成は無駄がありません。
また、サプライズの仕込み方や二次会の挨拶まであって充実の内容です。
でも、せっかくなのでゲスト側の挨拶についても
もう少し知りたかったなあと感想を持ちました。

総合(1)★
著者が司会業をしていることでプロの視点から
実際に話すことを想定した原稿内容になっています。
立ち振る舞い方についてもアドバイスがあり、
「こういうものだ」と理解するにはぴったりです。


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| ヒューマンスキル(コミュニケーション・話し方・人脈づくり) | 23:21 | comments(0) | - |pookmark
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