<< モテ写 (澤口留美/薮田織也) | main | 投資効率を100倍高めるビジネス選書&読書術 (藤井孝一) >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |pookmark
瞬間 交笑術。 (溝端隆三/徳田神也)


飲み会って好きですか?最近出ていますか?
正直、私はウルトラ苦手です。


原因は明快で、自分が「おもしろくない(人物)」から。


ブログで「話し方」に関する本を何度となく取り上げてきました。
それくらい人と話すことにテンパってるわけです。


さて、苦手と言いつつ普段参加率の良い私は、
先日の会社の飲み会にも参加してきました。


業務が夜中まで押したたため、
深夜3時くらいから遅れての参加です。


もともと翌日が旅行に行く日だったため、
「今日の飲みはごめんなさい〜」と同僚・上司に告げていました。


いざ遅れて店に入ると、
「よ!委員長」「お祭り男」と声がかかり、同時に
「あれ、来れないんじゃなかったっけ?」と上司から微妙な問いが投げかけられました。


そこは用意してあった答えで、
「いや、サプライズゲストのつもりで。フリですよ〜」
とか言ってかわしました。


問題はここから。
「それじゃあ仕切り直しの乾杯の挨拶もお前に頼もうかな。
あ、今までの経験人数も言ってね。みんな言ったから」との言。


―皆さんならどう切り抜けますか!?


というわけで、好む・好まないに関わらず、
面白い話ができるかどうかも別として、「返しワザ」は社会人の必修科目です。


笑いを求めてくる上司にひと泡吹かせたい同志は、
ぜひ本書をテキストに対策を考えましょう!


──────────────────────────────────────
■本書の構成


※章別の構成になっていないため、要所だけ抜粋します。


・言葉を言い換えるボケ
・つっこまれるためのポイント
・つっこみの基本
・振りの作り方
・悪意あるつっこみへの切り返し方
・のりつっこみの仕方


──────────────────────────────────────
■立ち読みのポイント


⇒74ページ【 あるある話にオチはない 】


素人が、というか私がよくやってしまいがちなのが、
「おもしろかった体験談」です。
著者に言わせれば、それ以上広がらねーぞ、と。


じゃあどうしたらいいの?というところに
きちんと回答を用意しているところが本書の優れているところ。


体験談の最後にありえないウソを入れてオチをつけなさいというアドバイスです。


話ってそこから展開することが重要です。
「こんなことがあったんだ」→「ふ〜ん‥」を、
「こんなことがあったんだ」→「ふ〜ん‥」→「まあウソだけど」→「ちょっと何それ〜」的な
展開に変えたいわけです。


文章で書くと地味ですが、
実際のトークでは”それだけで”オチをつけられる一本背負い的なワザです。


----------------------------------------------------------------------------


⇒120ページ【 「●●がタイプなんだろ?」に対する切り返し 】


社会人ともなると、「好きなタレント」(特に異性)ひとつ答えるにも
かなり立場を意識するものです。


学生の頃は適当にグラビアアイドルを並べていてもぜんぜんオッケーだったのが、
時と場合によっては、「アイドルオタ」引いては「ロリコン」扱いをされかねません。
かといって女性誌に出てくるモデル名を出してスカしてみても
「知らな〜い」「誰それ?」って言われてもっと冷えます。


リアルに「同僚の中で」とか「部署内で」とかの括りになると
タイプの子がいようがいまいがもっと回答に気を遣います。


そんな時に、本書がお勧めする返し―「ここ最近はそうだね」


どうです?すごくオトナな回答であると共に、回答しろよという相手の要求も満たしています。
これで聞いてきた相手が満足するかどうかは別として、
ひとまず回答の義務は果たしました。


応用を利かせてバリエーションを用意しておくと、
しつこい相手も撃退できそうです。使っちゃいましょう!


──────────────────────────────────────
それでは5点満点での評価です。


タイトル(0)−


タイトルの意味はわかります。
でも、ストレートに落ちてきません。
テーマが笑いであればなおさらあまり考えずに手に取れるタイトルづけが欲しいところです。
代替案として、
『誰も教えてくれなかったボケ&ツッコミ攻略法〜あなたはどっちのタイプ?』はどうでしょうか。
本書が優れているのは、類似本であまりお目にかかれない
ツッコミの仕方にもバリエーションを豊富に持たせている点です。
これをもっとプッシュできたら、
「お、そうだよな。ツッコミについても勉強したかったんだよ」という殊勝な人が
手にとってくれるかもしれません。
少なくとも今のタイトル・サブタイトル・キャッチコピー・装丁(カバーレス型)からは、
怪しいサブカル本のイメージしか思いつきません。
内容がすごくいいだけに、超もったいないです!!


ナレッジ(5)★★★★★


お笑い本の中では間違いなくダントツのナレッジ集です。
しかも優れているのは、単に事例を載せるだけではなく、
きちんと考え方のステップを記述しているところです。
ボケ方のバリエーションは間違いなく広がります!!!


スキーム(3)★★★


章立てされていないため、さぞかし読みづらいかと思いきや、
そうでもありません。
最初の方にオーソドックスなボケとツッコミの事例/考え方を持ってきて、
後半にノリツッコミや単発の飛び道具などを用意している構成です。
ですので、ぱっと見荒唐無稽な並び方をしているように見えますが、
通しで読んでみるとなかなかよく考慮された並びになっているので、
そこは安心して買っちゃってください。


総合(3)★★★

とくかくタイトル・装丁、そして販路(あまりというかほぼ普通の書店では置いていない)!
これらの難点がなければ(そして目次をもう少し整理したら)★4は行っていた逸品です。
内容はどのお笑い本よりも今のとこお勧めです。
きっと立ち読みだけでは満足できなくなるでしょう。


| ヒューマンスキル(コミュニケーション・話し方・人脈づくり) | 00:40 | comments(0) | - |pookmark
スポンサーサイト
| - | 00:40 | - | - |pookmark
Comment
コメントする