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世の中にはバツの悪い瞬間がたくさんあります。
私はツタヤでバイトしていたことがあり、
男性諸氏はしょっちゅう(?)気まずい思いをしていることもあるのでないでしょうか★
(↓↓以下、女性の皆さんは苦笑いしながら読んでくださいね↓↓)
エッチビデオの貸し出しについてゆうと、
実は店員側からするとあまり意識していません。
「あ、エッチなビデオだな」くらいです。
逆に借りる側になるとけっこう気まずく感じるもので、
「こういう趣味があると思われたらどうしよう」(多少あるから借りてる)とか、
「人妻ものと女子高生もので両方借りたいけど矛盾しているだろうか」(どうでもいい‥)とか、
何かと気を回します。
女性スタッフでも、
親しい人が借りる場合にタイトルで「うわっ」と思うことはあるそうですが、
基本的に自分も恥ずかしくなってしまい、
それどころではないそうです♪
さて、対スタッフについてこれでよしとします。
問題は、やはり同級生や同僚に出くわした時です。
「よお、久しぶり!」
「お、おう‥(あんまり会話したくないな)」
「で、それ何借りるの?」
「それは‥」(ジ・エンド★)
こんな状況下では、
おそらく言葉に詰まってしまう(取り繕おうとしている)ことが恥ずかしいのであって、
何か気の利いたひとことでも思いつけば、ぜんぜん恥ずかしいことはありません。
こんなときに普段からの発想法の違いがものを言います。
自分のようなシャイニーズは、
「正直に答えても恥ずかしいし、かと言ってウソついても明らかにバレるし」
と逡巡してしまします。
本書のオビにあるように、
「シャイ人間よ、ピンチをチャンスに変えろ!」が今回のテーマ。
「すぐ使える」のキャッチコピーも伊達ではないので、
さっそく読んでみましょう。
──────────────────────────────────────
■本書の構成
第1章:対上司編
第2章:社内外コミュニケーション編
第3章:オフの日編
第4章:異性コミュニケーション編
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■立ち読みのポイント
⇒190ページ【 メイド喫茶から出てくるところを目撃されたとき 】
冒頭のレンタルビデオ店しかり、メイド喫茶も恥ずかしいものです。
明らかにギャグだと伝わる空気だといいのですが、
回答に詰まってマジだと思われるとこっちが引きます。
本書から引用すると、
「メイド喫茶とか行くんだ?」
「行ってませんよ、ご主人様」
どうです、この返し。
さすがプロの人が考えるネタは切れ味が違う!
相手爆笑でそこから追及の意志も消え失せます。
要は、「乗っかる」ということです。
乗っかる対象は、相手の発言であったり、場のシチュエーションであったり。
シャイニーズは、自分の意図しない方向に物事が進むことを極端に恐れます。
だから発言も控えめなものに絞りがち。
ここはどーんと大船に乗るべきですね。
本書は上記のようなコメントが事例集的に出てきますから、
あとは自分が遭遇しそうなシチュエーションに応用を利かすだけです。
たとえば、会社でキャバ/クラブ/ラウンジのお付き合い後に
帰宅した後の嫁さん/彼女との会話。
「ちょっとこの名刺なに!?」
「ああ、新規の取引先だよ」
こんな感じで。‥言えればいいんですけど、度胸の問題もありますね〜。ヨヨヨ。
──────────────────────────────────────
それでは5点満点での評価です。
タイトル(5)★★★★★
ターゲットに対する趣旨が明快です。
自ら笑いを取る必要はないが、切り返さなくてはいけない人に向けた本であることを、
タイトル・オビ・まえがきからしっかりと読み取ることができます。
しかも著者名が「浅井企画」とテレビでよく聞く名前なので、
とても信憑性が持てます。この落とし込みは見事。
ナレッジ(3)★★★
大きく対人関係のシチュエーション別に章が大別されていて、
事例毎に始めの見開きで用例が出てくるスタイルです。
目次もこの用例に沿って構成されているので、
立ち読みの時に、「あ、これ気になる」と思ったところから
いくつか見ていくといいでしょう。
スキーム(2)★★
シチュエーション別に章別されていているところまではいいのですが、
ややもすると何でもありのウケねらい事例集の趣を感じています。
というのは、事例に対する考え方や、どうやってその発想に行き着くのかが
解説されていない、もしくは解説されている箇所がとても少ないからです。
応用を利かすことはできてもゼロから自分で発想できるようにならないと
意味がないので、せっかくの解説ページをシャイ人間の行動分析だけに
割いているのはかなりもったいないと思いました。
目次がきれいに並んでいるので★2ですが、
読み物的なおもしろさを求めてしまった部分を差し引くと★1でもいいところです。
総合(3)★★★
構成の難はあるものの、
本書のターゲットにあてはまっているシャイニーズは買いです。
そもそも何が・どんな会話が面白いのか思いつくことすら難しいので、
まずは買って読んでみてなるほどと感じることが一番です。
テレビでは芸人がばんばん笑いを取っていますが、
次から次へコーナーが入れ替わるので、振り返るには不向きです。
芸人さんが行っている瞬間的な笑いの連続を、
本書では切り取って見ていくことができるわけです。
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