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土曜日力の鍛え方 (小石雄一)
評価:
小石 雄一
アスカ・エフ・プロダクツ
¥ 1,470
(2008-08-12)
カンブリア宮殿(テレビ東京)のエンディングで、
司会の村上龍が経営者であるゲストに必ずこの質問をします。

「人生における成功の定義って何ですか?」

けっこう難しい質問です。
成功事例の積み重ねで番組に呼ばれるくらいなので、
ゲストは皆、一家言持っています。

でも、番組後スキャンダルで失脚してしまったゲストもいますし、
業績ベースでいえばどの企業も浮き沈みがあります。

では、成功の定義とはいったい何なのか?

この質問の本当に難しいところは、
「本人しか答えを持っていない」というところです。

中学生くらいの時に、
どんな仕事をして、何歳で結婚して、子どもは何人いて‥
みたいなことを予想したことありませんか。

今、誤差を測ってみると、とんでもないことになってたりします(笑)。
そう人生うまくいかないもんだと。

このギャップは、設定した基準が親や周りの大人にあるからでしょう。
つまり、自分にとって意味のある基準にする必要があります。

20代後半になると、「選ぶ」機会が増えます。
転職するのかしないかの、結婚するのかしないのか、子どもを持つのか持たないのか。

どこに自分の基準を置くのか、
流されつつも「選択」していくことを求められます。

成功の定義と成功へのステップを考えるにあたって、
関心のあるテーマ、働きたい環境、自分のスキル、友人や家族の支えは欠かせません。

どのようにして活用していけばいいか、
ヒントを本書に求めることができます。

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■本書の構成

第1章〜第3章:土曜日の時間の使い方
第4章:人脈の広げ方
第5章:周りとの付き合い方

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■立ち読みのポイント

⇒24ページ【 ゴールは自分で設定しろ 】

私が社会人になる時に、
比較的名が知れた老舗企業に就職できたので、
自分の人生はこれで安泰だと思っていました。

しかし、出世競争で社内営業に明け暮れる上司・先輩を見て、
本当のトップになった時に、自分に力がないとヤバいと思い、
ピンポイントで転職を決意しました。

転職をすると、一般的には安定や出世とは程遠い世界が待っています。
でも、それでも転身してみてよかったと思えるのは、
やはりひとつの企業にいたのでは得られないスキルがつくから。

著者は、「他人と比較している限り、どんなにお金持ちになったとしても
その上がいるもので、ジレンマからは逃れることができない」と述懐しています。

成功基準のひとつに、お金(年収・インセンティブなど)という富があります。
でも、生活や家庭との釣り合いを取るのは自分だということですね。

──────────────────────────────────────
それでは5点満点での評価です。

タイトル(3)★★★

平凡といえば平凡なものの、シンプルで力強いタイトルです。
オビもけっこう良くて、
「仕事もないのに会社に行っていませんか?」
「ネットを眺めて過ごしていませんか?」
など、いつもではないにせよ「あるある」という状態を指摘してくれます。

ナレッジ(2)★★
人生論的色彩が濃く、具体的な事例やテクニックはあまり語られません。
たとえば人脈を広げるというテーマにおいて、
テーマの重要性を読者にわからせた後に促すプッシュすべき項目、
つまりこんな交流会に出てみては?などの外部情報が出てきません。
そのため、私のように怠惰な読者を動かすには物足りない内容です。

スキーム(2)★★
モチベーション〜タイムマネジメント〜コミュニケーションをテーマに構成され、
ソツのない構成です。

総合(2)★★
メインはスキルアップ・人脈構築の話ですが、意外に第5章あたりがいい味を出しています。
著者自身がサラリーマン生活で辛かったとき、何を思ってやり過ごしてきたかが語られており、
気分が落ちている時に読むときっと励まされます。


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| ヒューマンスキル(コミュニケーション・話し方・人脈づくり) | 08:40 | comments(0) | - |pookmark
話し方・マナー・演出のコツがわかる 新郎新婦のあいさつと手紙 (ゴトウライタ)
評価:
ゴトウライタ
高橋書店
¥ 1,050
(2008-06-14)
『ゼクシィ』(9月号)の特集で、
「今すぐ使えるオリジナル演出100」が出ています。

使えるネタもそこそこある中、
バルーンを降らすのような「迷惑??」な演出もあっていろいろです。

先日、船井総研のブライダルセミナーに参加したところ、
今は「マグロの解体ショー」もやるみたいで、
生臭そう‥という心配は他所に会場側も趣向を凝らすのにたいへんそうです。

さて、披露宴でどんな演出を組むかはもちろん大事ですが、
演出の要となるのはやはりスピーチ。
毎度披露宴ってドキドキです。

主賓の挨拶でやめてほしいのが、「会社案内」(笑)。
部長さんがわが社のディティールを説明し出してしまうケース。
また別の機会にしませんか?って。

また、突然参加者にスピーチを振る司会者がいますが、
これはNGだと思っています。
「何かおもしろいことを言ってくれるだろう」はあまりに人任せ。

親しいほど逆に適当なエピソードが見つからなかったり、
誰もが「忌み言葉」のようなルールを知っているわけではないので。
様々な世代が集う披露宴ならではの難しさがあります。

逆に新郎新婦側は、ある程度スピーチの「流れ」が決まっていますから、
どこをアレンジするか考えるだけです。
それだけに、スピーチの基本が身についていないとかっこ悪い!

私はテレアポ(から始まる新規営業)を成功させるために、
発声講座にまで通ったクチなのですが、
週1回2時間で全10回。長い!

もっと手軽にスピーチ(話し方)を学べないか、
そしてもうすぐ結婚しますというハッピーな方には、
今回ご紹介する本がマッチするでしょう。

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■本書の構成

第1章:披露宴でのスピーチの基本
第2章:ウエルカムスピーチ文例集
第3章:謝辞文例集
第4章:花嫁の手紙文例集
第5章:婚礼アイテムの工夫、演出の組み立て方、二次会でのスピーチ

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■立ち読みのポイント

⇒25ページ【 話す時のスピード 】

なぜスピーチにおいて原稿を読んではだめなのか?
―答えは「会話」ができなくなるからです。

私が参加した発声講座では、
ひとりで前に出てスピーチする訓練がありました。

原稿を見てしゃべれると、
言葉に間違いがないから話す側からしたら安心です。

でも、「言い間違えてはいけない」という思いから
ついつい視線が原稿に落ちてしまい、
参加者を見て話すことができない落とし穴があります。

スピーチにおいては、「誰が」「誰に」話しているかを
理解することが重要です。

直接的な会話をしていなくても、
理解してもらえているかどうか、参加者の表情を見なければわかりません。
なおかつ、原稿を読んでいると、
必要な補足であったりアドリブができなくなります。

よく言われている方法として、
「要点のみメモを残す」のは良い方法だと思います。
しゃべる内容自体を忘れてしまうと致命的なので、
エピソードのタイトルだけ控えておいて、
後はその場で膨らませる方法です。

本書でも、やはり話すスピードについての注意書きがあり、
「子どもに絵本を読み聞かせるくらい」のスピードでよいと書かれています。

お子さんがいない方は(自分もだけど)
読み聞かせのスピードがわからないかもしれませんが、
一緒に想像してみましょう。

ゆっくり読んであげるのはもちろんです。
ページをめくるとき、どうしますか?

そうです、おそらく子どもの方を振り返って、
表情を確認しながら、「この後どうなるかな〜」とか言うはずです。

この「間」がスピーチにとって大事なのです。
って私もプロでないですが、
とにかくしゃべりベタを解消しようと努力した中でもここはポイントでした。

──────────────────────────────────────
それでは5点満点での評価です。

タイトル(3)★★★

メインである「新郎新婦のあいさつと手紙」自体は凡庸です。
(婚礼系はあまりぶっ飛んだタイトルでは信用を失うので、
ひねりすぎない方がいいジャンルですね)
注目は枕にあたる「話し方・マナー・演出のコツがわかる」の方。
やはりひとつひとつの単語はありきたりなのですが、
3つ重ねることによって、「これが知りたかった」となってきます。
また、清廉なイラストを多用することで、
文例集にありがちな地味な印象を拭っています。

ナレッジ(1)★

基本的に披露宴のスピーチ事例集なので、
すぐに必要としない私(泣)には猫に小判です。
これから結婚される方はどんな感想でしょうか。
ただの事例集よりも優れている点として、
原稿事例の中に「間」であったり、「強調」であったり、
プロとアマで決定的に差が出る部分の注釈がついていて便利です。
結局はその人に身についているものなので、
普段から意識していないと改善することは難しいのですが、
披露宴1回のみであればこれで何とか乗り切れます!
(2回目以降の披露宴は、も・ばっちりっす☆)

スキーム(1)★

読者ターゲットを新郎新婦に置いているので、
ウエルカムスピーチ→謝辞→花嫁の手紙という構成は無駄がありません。
また、サプライズの仕込み方や二次会の挨拶まであって充実の内容です。
でも、せっかくなのでゲスト側の挨拶についても
もう少し知りたかったなあと感想を持ちました。

総合(1)★
著者が司会業をしていることでプロの視点から
実際に話すことを想定した原稿内容になっています。
立ち振る舞い方についてもアドバイスがあり、
「こういうものだ」と理解するにはぴったりです。


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| ヒューマンスキル(コミュニケーション・話し方・人脈づくり) | 23:21 | comments(0) | - |pookmark
週末バーベキュー! (みなくちなほこ)
人生最高の瞬間ベスト5を挙げてください!
と言われたら、1位2位は決まりで、
あとは迷いどころ‥

ですが、振り返ってみると確実にベスト5入りしてくるのが、
高校1年の時のクラス会(校内のセミナー施設で1泊)です。
担任が家庭科の先生であったことにちなんで、
家庭科室貸切りで焼肉バイキングをやりました。
これ、ほんとに5位当確でいいのか!?(笑)

いや、家庭科室バイキングを初め、
校内中を使った肝だめしとか最高でした。
まだ学生の読者さんがいたらぜひお試しを。

さすがに社会人になって家庭科室バイキングはできないけど、
替わりにレクの風物詩があります。
そう、バーベキュー!

インドアの人は割と苦手な行事ではないでしょうか?
BBQという響きからして、かなりアウトドアな印象を受けます。
また、めんどくさそう、外で食ってうまいのか?などアンチ要素は満載です。

私自身、遊園地が苦手だったりするので、
同じ延長線上で見ていた時期がありました。
(遊園地ってアウトドアか?というツッコミはさておき)

しかし、遊園地の主体はアトラクションになってしまうことがあるのに対して、
BBQはあくまで”人”が主体です。
それは、自分たちが用意するところから始まり、自分たちが片付けることに終わるからで、
「型」はあるけど、「流れ」は決まっていません。

流れをつくるために、役割が発生したり、
それぞれが持ち寄った食材・遊びで、場を発展させることができます。
特定の役割がなくても、
食べることだって「おいしい」と言えばその人は役割を果たしていることでしょう。

基本、イベントごとは役割がない人にとってつまらないものになりがちですが、
「お前何かやれよ」的な、あるいは「おれ何かしなきゃ」的な空気は、
屋外の開放感が消し去ってくれます(これは本当に不思議)。

やることがない人はカメラを持って皆を撮っていてもいい。
ルックスが良ければ周りのムードを盛り上げることもできる。
この自由さはBBQならでは。

でも、やっぱり何かに貢献したいのが人情で、
そんな人のために本書はプチアウトドア転換するのにおすすめです。

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■本書の構成

BBQで使用するもの
Situation1:キャンプ場
Situation2:ベランダ・庭
Situation3:海

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■立ち読みのポイント

⇒74ページ【 BBQ向け”おもたせ” 】

前のエントリーでも書いた通り、おもたせは本当におすすめ。
特にBBQ用の料理ができない人や、
することがなくて不安な人、
遅れて着いてちょっとお詫びしたい人はだまされた思ってやってみてください。
使えます!

理由は、自分の参加意欲を高めることができるのが第一。
小分け包装の菓子を選んだならば、
おもたせを武器に全員と挨拶することができます。
飲み会で言うと、瓶ビールを注いで回るようなもの。アレができます!
(しかも合理的な理由で自分だけが可能)

お土産って、退職か旅行にでも行かないとなかなか配れないですよね。
ここは自分のセンスをアピールできるチャンスです。
そうやって少しづつBBQ料理/あるいは遊びのレパートリーを
増やしていけば楽しみが広がります。

──────────────────────────────────────
それでは5点満点での評価です。

タイトル(4)★★★★

「週末」に手軽感が凝縮されていて、すごくうまいタイトル付けです。
他の本も見渡してみましたが、
けっこうアウトドアアウトドアした本気度MAXな本が多いです。(だいたいキャンプとセット)
本書は、「外ごはん」という言葉を使って、
「実は普段食っているものを外で食べるだけだ、ただし外で食うのに適した料理がある」
というメッセージを発信しています。
アンチBBQの人は、(家の)中か外かを明確に区別してしまいますが、
意外に垣根は低いと思っていた方が気がラクです。

ナレッジ(4)★★★★

炭の種類から必要な道具、道具の用途までひと通り解説があります。
ですので、おしゃれなアウトドア本とは違い実用的です。
メインはシーン別レシピ集ですが、
さらっと流してそこから自分なりに”ヒント”を得ることができます。
要は鉄板や網を使うこと、外で食べることとの相性を考えて、
自分が何を食べたいかを見つければいいだけです。

スキーム(5)★★★★★

初心者が気になる道具の種類・用途から、
豊富で簡単なレシピ、喜ばれるための工夫、
持って行って役に立つ備品、BBQ場リストまで、
重たくなりそうな内容を軽く、でも深く扱っているところがグッドです。


総合(4)★★★★

それほど直接的には本のノウハウを使わなかったので、
1500円も出して買うことはなかったと思っていたのですが、
ここまで書いてきたレシピやおもたせに関する考え方の変化を考えると、
何気にけっこう自分に影響を与えている本でした。
おしゃれな装丁でも、ビギナー向けBBQ本としてしっかりとした内容になっています。
何より楽しかったBBQのことを思い出すのと、
これからどんな風に自分が関わっていくかを想像する楽しみで、
夢が膨らむ一冊です。


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| ヒューマンスキル(コミュニケーション・話し方・人脈づくり) | 00:27 | comments(1) | - |pookmark
恋運上昇 大人の合コンStyle book (潮凪洋介)
皆さんも何らかの場面で司会をしたことがあると思います。

展示会のブース運営、社内会議の進行、会社の宴会等々、
別にイベントでなくても若い人ほど機会は巡ってくる、
てか、まあやらされますよね。(^^:)

正直、「得意です!(好きです)」って人は稀で、
苦手だな〜とか、できればやりたくないな〜という思いが先行します。

たいてい気乗りしない時の上司の答えって「お前、何事も人生経験だよ」で、
要は避けられません(!)

私は参加者500名規模のイベントの司会をしたことがあるのですが、
初めての司会経験は100名規模でした。

私の場合、人数が少ないほど緊張します。”見られている感”が出るので。
だから、初めての時は学ぶことが山ほどありました。

一番学習したのは、”タイミング”の大事さです。
この部分が、1回でも経験したことがある人とそうでない人で断然差がつきます。

たとえば、イベントを始める時の”タイミング”。
司会が先陣を切ってしゃべり始めないといつまで経っても始まりません。

当たり前です。でも、その場に立つとできないんです。
もう少し人数がそろってからとか、まだみんなしゃべているからとか、
前に立つと参加者の動向が気になってしまうのです。

「スターターは自分であるという」意識と、
「俺の一言で会場の雰囲気を変える」という度胸を持たなければなりません。

考えてみたら日常の場面から、
トークのタイミングが重視される機会はたくさんあって、
合コンなんかはその際たるものではないかなと思います。

今回ご紹介する『大人の合コン』は女性向けの合コンハンドブックになっています。
女性向け自己啓発本コーナーが充実の
有隣堂(横浜を中心に展開する大型書店)にてゲットしました。

他にも合コン本は何冊か出ていましたが、
男性向けのものと女性向けのでまるで違うっすね。

男性向けのものってもう想像がつくと思うのですが、
ゲームの盛り上げ方と落とし方のみです(笑)。
この点今回の本は「付き合いの広げ方」という間口を持っており、
男子よりずっと大人だな〜という印象です。

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■本書の構成

Chapter1:合コンの目的=新たな人間関係の構築
Chapter2:セッティング時のポイント(面子・時間・場所)
Chapter3:合コンタイムの過ごし方
Chapter4:男子への突っ込み方の基本
Chapter5:個性的な男子の対応方法
Chapter6:NGマナー
Chapter7:次回以降へのつなげ方
Chapter8:人数/場所/テーマ別、合コンの特徴
Chapter9:年間イベント(月ごと)の男子の誘い方

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■立ち読みのポイント

⇒49ページ【 席に着いたらまずすべきこと 】

合コンの山場って、最初の自己紹介にあったりしません?
失敗するパターンは、
  ・タイミングが図れず中盤まで引きずってしまうケース
  ・のっけにやったもののそこから会話が発展しないケース
書いてて悲しくなってきました(泣)。

自己紹介という不自然な場を、
いかに自然に行うかが勝負の分かれ目です。

本書によると、女性からとにかく話しかけよということ。
(あまりこのパターンにお目にかかりません)
たしかにスムーズに運ぶケースでは、
「みんな何つながり?」「そうかそうか」「じゃあ自己紹介でもしとく?」
という勢いがあり、
おしぼりとかドリンクメニューとか、まあ二の次です。
いや〜、書いてて本当に恥ずかしいです(照)。

エントリー冒頭の司会の話に戻すと、
プロである結婚式の司会の方でもタイミングを外してしまうことがあります。

先日出席した披露宴で、友人によるピアノ演奏の余興が終わり、
「どうぞ皆様、盛大な拍手をお願いします」というシーンがあったのですが、
会場内の空気が完全に”素”にスイッチした後の声かけだったので、
妙に白けてしまったことがありました。

自分の経験でも、
会場内がまだ半分興奮している状態で割って入らないと
結果的に自分だけが乗り遅れてしまうことを覚えています。

プロデューサーの方から指示されたタイミングは、
早すぎるくらい早いものでした。
常々トークはタイミングが命だな〜って思います。

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⇒100&116ページ【 カラオケを盛り上げる方法 】

カラオケで盛り下がる時、次のいずれかのパターンです。
  ・最初の1曲がなかなか入らない
  ・2巡目以降がつながらない

個人プレーのようでいて、実は思い切り団体プレーなのが
カラオケの難しいところです。

本書によれば、
部屋に入ったらとにかく数曲入れよ&リスクエストをしろ
というアドバイスがあります。

歌う人は歌う曲があるからよくても、
歌わない人はどう場に絡んでいくかが重要です。

リクエスト戦法は本当にいい。
歌う人同士であっても、選曲には気を使うもの。
そこで誰かの「お墨付き」を得たなら、
躊躇なく曲を入れられます。

合コンに限らず、カラオケでの付き合い(接待カラオケとか)は、
相手の好きなものを知ろうとすることで
「つまらない」/「退屈な」場から一歩抜け出すことができます。

──────────────────────────────────────
それでは5点満点での評価です。

タイトル(2)★★

style bookの文字が筆記体で見づらいため、
正直この部分はどうでもいいのでしょう。
ただの合コンに「大人の」と付けることで、
たしかに学生然としたワッショイな感じから抜け出した感があります。
オビでも、恋人探しは二の次で人脈を広げる場なのだという主張がはっきりしていて、
一本筋が通ったコンセプトになっています。

ナレッジ(2)★★

人脈を広げる(特に同姓の)という視点は正にその通りで、
人生を楽しむための合コンという考え方に共感を覚えます。
このエントリーで取り上げませんでしたが、
合コンセッティング時の誘い方や合コン中の写真の撮り方について、
とてもスムーズに運ぶ方法も記されています。
”すごい恋愛テクニック”はおそらくひとつもないものの、
ちょっとしたコミュニケーションの取り方で
いくつか引っかかるナレッジがあるはずです。

スキーム(1)★

1次会の流れを記した3章〜6章それぞれの位置づけがやや曖昧。
1章で理念、2章でセッティング、7章で2次会、8章で人数別注意点、
9章で月別のイベントと、いいテーマ配分がされているだけに、
3章〜6章の整理されてなさは際立ちます。

総合(2)★★

実際には相手により出たとこ勝負なのが本当のところ。
それでも、自分がどう関わっていくかによって、
同姓間での信頼関係がぐっと変わってきます。
これは女子に限らず、男子にも言えること。
最高の合コンを楽しみましょう!

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| ヒューマンスキル(コミュニケーション・話し方・人脈づくり) | 23:02 | comments(0) | - |pookmark
もうあがらない!結婚式のスピーチで困らない本 (麻生けんたろう)
「結婚したとしても、結婚式(披露宴)はしたくない」
―私の信条です。いや、信条でした。
(そしてその前に結婚できんの?という話はさておき、です。)

女性は何であんなに結婚式(披露宴)にこだわるんでしょうね〜。
以前見たテレビでは、新婦と母親が当日を迎えるまでのドキュメントが放映されていて、
テーブルクロスの色とか、柄とか‥「俺は白でいいけどな」って(笑)。

後で訂正しますが、「もったいない出費」が多いような気がしてならなかったのです。
一生に一度とはいえ、カネをかけすぎでは‥
そんなこんなで元々地味な性格ということもあり、
どうも結婚式(披露宴)というのは苦手でした。

ところが、最近がらっと考えが変わるようになりまして。
イベントとして捉えるとけっこうおもしろいのです。

来賓のスピーチはどうかとか、司会の回しはどうか、とか。
セミナー観察が趣味なくらいなので、
もともとのイベント好きと相まってすっかりハマってしまいました。

極めつけは2次会の司会(幹事)をしたこと。

初めは気乗りしなかったです。
皆さんも経験の通り、2次会って、「内輪」、「だれる」、「高い」って印象ありません?
あれを自分がやるのかと思うとぞっとしました。

ところが、時期もせまり企画書や台本を書いているうちに、
どんどんハマってきて、「俺なら最高の2次会を演出できるはず」と、
結果、誰よりも盛り上がっていました(笑)。

当日はもちろん立ちっぱで、飲食もできない状態でしたが、
帰り際に交わした参加者のとびきりの笑顔が忘れられません。

「今までの2次会で一番楽しかったです!」とか、
「本業の人じゃないですよね?」とか、
本当に最高の言葉をもらえて、「やってよかった」と思えました。

オリジナルのゲームを開発したので、準備はそれなりにたいへんで、
連休をほぼ費やすくらい企画に命をかけました。

何がここまで自分を突き動かしたのかを考えると、
友人(新郎・新婦)の存在があります。

結婚式(披露宴)には怖い面があって、
自分の人材価値が遠慮なく試される場だということです。

友人でも親族でも上司でも、
気の利いた人は酒を次いで回ってくれます。

参加者のすべてが新郎・新婦と深い付き合いとは限りません。
そんな人は食事が出てきても退屈なだけです。
つまり、良い披露宴を目指すには、
実は参加者によるところが大きかったりします。

自分がそれだけのことをしてもらえる人間か?

結婚式(披露宴)はぶっつけ本番でやってくるので、
それまでの関係の深さですべてが決まります。

イベントとしての結婚式(披露宴)は、
決してハデで型にはまった世界だけではなく、
けっこう手づくりで生ものなんだって思えるようになりました。

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■本書の構成
第1章:あがりの原因
第2章:スピーチの組み立て方
第3章:話す時のポイント
第4章:本番前の緊張の逃がし方
第5章:スピーチ事例
第6章:2次会で使えるゲーム集
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■立ち読みのポイント

⇒97ページ【なぜ頭が真っ白になるのか/そうならないためにはどうしたらいいのか】

とても恥ずかしいことに、
新卒時の採用面接で絶句したことがあります。当然そこは落ちましたあせあせ

サークル活動の話をする際、「〜を担当していました。そこで‥」の後が出てこなかったです。
実はこれ、
転職時の採用面接でも1回やりました。
後が出てこなくなって真っ白になる時、焦りますよね〜。

どちらも、原稿を覚えようとしていたことが共通しています。
自分の場合、イベントの司会時にはうまくしゃべれていたので、
違いは何かを徹底的に考えました。

イベントのアナウンスでは、
伝えるべきことを伝えなければなりません。
トイレはどこか、休憩明けは何時からか、等々。
いくら自分の小噺を差し込んでも、
本来伝えるべきことを省略することはできません。

これと同じで、話す時のポイントとして、
「自分が伝えたいことはいくつあって、それぞれどんなことについてか」
だけを記憶するようにすると、不思議と細部まで原稿を覚えていなくても話が続きます。

ところが、いざ形式ばった場所に出ると、
原稿を作りたくなる(覚えたくなる)んですよね〜。

原稿を覚えることの弊害は2つあって、
途中で忘れると後が出てこないことと、
脳で原稿を追うので、感情を入れにくいことです。
これは話していて自分で違和感を感じます。

本書では、「暗記」すると「再現」が目的になり、肝心の「伝えたいこと」が抜けていってしまう、
その結果、話してる本人が何を言いたいのか忘れてしまうという現象が起きるのだと解説されています。

キーワードをメモ書きにする方法は、類書でも多く紹介されていますが、
なぜ暗記すると失敗するのかをこれほど的確に突いた本は見たことがありません。

────────────────────────────────────────
それでは5点満点での評価です。

タイトル(0)−
ストレートなタイトルは基本的に好ましいのですが、ジャンルによります。
スピーチ・話し方本はありふれていて、
「話せるようになる」とか、本書でも使われている「あがらない」は当たり前。
それ以上に本の価値を伝えることができなければ、
せっかくいい内容を書いていても、手にとってもらえません。
もともと(書店で見る限り)新刊が少ないジャンルなので、
「新しそうだから読んでみた」というケースに頼ってしまっているのではないでしょうか。

ナレッジ(5)★★★★★
もともとは2次会のゲームについてのネタ収集の目的で手に取った本でした。
幹事をやっていると、悩むのがどんなゲームをするかで、
だいたいが企画段階で時間切れになってビンゴに終わったりします。
無難かつ退屈です。
ゲーム集は間違いなく使えます。参加者が置き去りにされない工夫が盛り込まれています。
本書に★5をつけたいのは、むしろ「話し方」の方。
類書で目立つのは、段取りの方法であったり、立場別事例集であったり、
どう考えても話そのものがうまくなる要素が見当たりません。
話す時のコツはいくつかあって、
たとえば普段使い慣れない丁寧な言葉はいくらか崩して使う等、
本書は具体的な手立てを載せています。
話の組み立て方については、別に結婚式に限らず、会議報告や入社挨拶でも使えるので、
汎用性がとても高い技術です。

スキーム(4)★★★★
本編では、ひとつの事例を繰り返し題材として用いて、
何がポイントかを読者に理解させています。
どんな風に話を組み立てたらよいかを知ることで、
応用が利くようになるところが頭ひとつ抜けています。

総合(5)★★★★★
スピーチ本として、一番大事な要素が入っていて大満足チョキ
エピソードの選び方、話の組み立て方、当日の準備、すべてが具体的です。
基本的な話し方がわかれば、後はどうにでもなるものです。
段取りや事例別の対応策に終始する類書を他所に、
とてもおすすめの1冊です。
若い人向けですが、緊張しやすい上司の方もぜひプレゼント


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| ヒューマンスキル(コミュニケーション・話し方・人脈づくり) | 21:02 | comments(0) | - |pookmark
すごい!人間関係力 (就職課/内田雅章)
評価:
内田 雅章
PHP研究所
¥ 1,260
(2008-05-02)
ダーツ、やったことありますか?
行く機会が無いとなかなか行かないですよね。

一時期めちゃくちゃはまって、
最長1日7時間プレーしたことがあります。
当時は狂っていて、
たとえ日曜でも深夜まで投げ続けてました。

やったことがない人のために簡単に解説すると、
ほとんどの基本的なゲームが、
1回の出番に3投して、交代しながら相手と合計点を競うものです。

ただ、投げるだけ。―なのになぜハマるか。
おそらく、「一緒にゲームする人と共有する時間が長くなるから」です。

ボウリングやカラオケも楽しいですが、
投げる時の移動や歌ってる時の歓声で、
あまり遊びながら何かを話すには適していません。

ダーツはその点、投げながらたまに休んで会話を楽しむことができます。
席からダーツ台までの距離も近く、
これがそのままお互いの距離感を近づけてくれます。
多くのダーツマシンが、ダーツ「バー」に置いてある所以ですね。

もしこれからダーツバーに行くなら、普通にプレーを楽しんで、
後で一緒に遊んだメンバーとの距離感を思い出してみてください。
きっと病みつきになるはず♪

────────────────────────────────────────
■本書の構成
第1章:相手とのスタンスの取り方
第2章:怒りを買った時のストレスの逃がし方
第3章:上司や顧客との付き合い方
第4章:セクハラ/パワハラのかわし方、付き合いの広げ方
第5章:友人との付き合い方、自分のスタンスの保ち方
第6章:酒の席での付き合いの広げ方
第7章:親・親戚・近所との付き合い方
────────────────────────────────────────
■立ち読みのポイント

⇒132ページ【記念日の活かし方】

誕生日になると、決まって何人かの友人がバースデーメールをくれます。
社会人になってからの行動単位は、「個人」が基本。
だかれこそ、永いつながりを感じさせるメールは本当に嬉しいもの。
この友人たちは、きっと私だけでなくて、
大事な人の誕生日には欠かさずにメールをしているのでしょう。
私が彼・彼女らを大事に思っているのと同様、
きっと多くの人から愛されているはずです。
つまり、人生の味方がたくさんいてくれます。

私はというと‥記念日的な発想がなくてだめですね(笑)。
ずぼらな男性にありがちな。
親の影響を受けていて、日々特別なことを望まない。
人づきあいの輪を広げるために、自分も少し記念日枠を増やしてみようかな。

では、どうするか?
記念日って、よほどのものでないと忘れます。
超仲がいい友人、恋人、家族までは覚えていても、他はなかなか‥
だから、ちゃんと手帳にメモれよ、という本書の教えです。
この簡単な手間を惜しむかやりきるかで、未来が少しづつ違ってくるのでしょう。

⇒159〜161ページ【初対面の人とその後仲良くなる方法】

昔、モテモテだった女性の友人に、どんなステップで口説かれたいかを尋ねたことがあります。
初めは映画で様子見→次に近場で遊んで距離をつめる、
というような展開が重くも軽くもなくいいそうです。
残念ながらテクニック的なものは吸収できませんでしたが(笑)、
ちょっとづつ間を詰めるのが恋愛のセオリーです。

でも、ビジネスの場面では、けっこう一期一会が多い。
自己啓発セミナーで会う講師・参加者、
一緒にプロジェクトを組んだ顧客、
仲良くなれそうでも、いつも間にか2年・3年過ぎていってませんか。

著者は、講演で出会った当日に、著名な講師から翌日の誘いを受けたことがあるそうです。
けっこうびっくりですね。
たいてい初対面の人間関係って、「今度飲みに行こう」「また連絡するよ」に留まる、
いや、留めるケースが多いです。
そして、ダメな営業マンのごとく、「いつにしようかな‥まあいいか〜」となっていく。
おそらく初対面の時の心理は、「もっと相手のことをよく知ってから」という、
乙女チックな気持ちが双方に働いています。

考えてみれば不思議です。
「相手のことをよく知る」には、「次に会う」選択肢しかないはず。
私は飛び込み営業の時には、数を打つからこそ、1回1回の付き合いを大事にしました。
付き合いといっても、だれそれさんが対応してくれたとか、その程度です。
しかし契約を取れる率は、この積み重ねにあります。

「で、明日空いていますか?」。
使う人が少ないからこそ、使いこなせば価値がありそうな言葉です。

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それでは5点満点での評価です。

タイトル(3)★★★
テーマである「人間関係」をそのままストレートに使っています。
ひねりはないものの、「生き方本」はひねりすぎない方がわかりやすい。
表紙に配置された著者の近影も付き合いが広そうに見えて効果的。
さらに、オビが秀逸。
「親友になるのに時間はいらない!一瞬にして意気投合し‥(省略)」
生き方本はどれもこれも同じ印象を受けるので、
このキャッチはとても利いています。編集者グッジョブです。
でも、タイトルが普通っちゃ普通なので★3で。

ナレッジ(3)★★★
人付き合いに関するワザは、交友関係が広くないと引き出しが増やせません。
著者ならではの事例や、自分が使っていても疎かになっているナレッジを再認識できたりで、
ためになります。

スキーム(1)★
構成ははっきりいってめちゃくちゃです。
人間関係に関するエッセイを日常のシーン別に振り分けただけ。
太いフォントで読みやすくなっていますが、
ともすると読み流すだけの本になってしまいます。
私も1回読んでみて、また繰り返し見返してみたいか?と言われると、
正直めんどくささが先行します。
シーン別の編集も悪くないですが、エッセイ風なので振り返りがしづらい。
良いナレッジがそこかしこに出てくるので、
入門編から上級編へ、という括りの編集もおもしろいかと思います。

総合(3)★★★
買うかどうかは迷いどころですが、「買い」です。
私は迷った時の判断基準として、3つ以上使えそうなナレッジが出てきたら買うことにしています。
1つ2つくらいなら立ち読みで記憶して帰ってくることができますが、
3つ以上は振り返りができなくなる。
立ち読みのポイントで紹介した以外にも、ちょこちょこおすすめのワザが出てくるので、
余裕があれば買ってみることをおすすめします。


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| ヒューマンスキル(コミュニケーション・話し方・人脈づくり) | 19:58 | comments(0) | - |pookmark
人を動かす秘密のことば(マジシャン・前田知洋)
評価:
前田 知洋
日本実業出版社
¥ 1,365
(2007-11-08)
皆さんは最高のフラれ方をしたことがありますか?
私はあります。
まだ学生の頃にとても好きだった女性でした。

フラれるのに最高も何もないだろう、と言えば確かにその通り。
彼女と同じ時間を過ごすことができなくなることは、
当時の自分としてはとてもショックだったと思います。

でも、その彼女の言い方が素晴らしかったのです。
―「もとの関係に戻りたい」
そう言ったのです。
他にもいろいろ話をしたと思うのですが、
この言葉だけが最後まで心に残りました。

もし別の言い方、たとえば
「他に好きな人がいるから」とか「部活や勉強が忙しくて」だったら、
もっともっと落ち込んでいたことでしょう。

なぜなら、他に好きな人がいても部活や勉強が忙しくても、
目の前にいる自分には関係がないからです。
彼女自身の事情ではなく、「自分とどういう関係でありたいか」に対して
しっかりと答えてしてくれたことに満足できました。

たしかに、逆の立場になると非常に悩みますよね。
相手が傷つくのはわかってるんだけど、どう答えれば傷つかないか。
そんなとき、上記のひとことを参考にしてみてはどうでしょうか。
私もこの1件以降、常に相手との関係をどう考えるかを基準にするようになりました。

今回ご紹介する本は、ステキな恋愛マニュアルではありません。
でも、ビジネスやプライベートで使える「うまい言い回し」が収録されています。
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■本書の構成
Part1〜6:言葉の選び方、身体言語が持つ特徴
章により若干違いはありますがおおまかに上記の通りです。
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■立ち読みのポイント

⇒45ページ【勤務先で言い寄られたらどうするか】
スポーツクラブで働く女性が、会員の男性から言い寄られたときに、どうかわしたか。
興味深い例が載っています。
モテる人しか使えないじゃん!というツッコミはさておき、
好意を持ってくれている相手には「何が何でも真摯に答えなければいけない」
という思い込みを持ってしまうものです。
しかし本書では、相手にそれとなく悟らせるという方法を紹介しています。

⇒122ページ【初対面で相手の心をつかむには】
「うまい話し方」については、何度類書を見ても気がおさまりません。
それほど自分がこの分野にコンプレックスがあるのだと実感します。
マジシャンはほとんどの場合、最小限の会話で観客の心を掴まなければなりません。
著者によると、
「自分が興味を持てない会話に観客は乗って来ないから、
『いま』や『ここ』に関する話題から始めてみて」というアドバイスが記されています。
たしかに、どうしようもないセミナーの多くは、いきなり本題から入ります。
参加者にしてみれば、講師やテーマとの接点をあらためて最初に確認できなければ
不毛な思いで時間を過ごすことになります。
私自身も研修会や説明会を運営する立場から、常に気をつけたいと思います。
────────────────────────────────────────
大人社会はとても知的な空間でできていて、あまり素直すぎる人は歓迎されません。
「空気を読めない」が最近のキーワードとして挙がっています。
でも空気は一瞬で変化し続けるもの。「読む」のはとても難しいことです。
誰かが恥をかいてしまわぬよう、
せめて自分のチームでは普段からのコミュニケーションを大事にしていきたいです。
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それでは5点満点での評価です。

タイトル(0)−
いわゆる自己啓発本にありがちなタイトル。
どうしてマジシャンという立場を全面に押し出したタイトルにしないのでしょうか。
本書が企画された目的はまさに、
マジシャンというありふれていないくてしかも裏側を語ることの少ない職業の方が
会話・身体表現について語ることです。
オビに「パラ・ランゲージとサイン・ランゲージ」等、本書のキーワードが出てきますが、
せっかく著者がマニアックな内容にならないよう平易な構成にしているのに、
たいへんもったいないことをしているという印象を受けました。

ナレッジ(3)★★★
良い点は他で述べてきた通りです。
でも著者がいう距離感を実践できるのは普通の感覚の人に限られるかなと。
だって、周りに気を遣わない人は絶対に気を遣わないし(周りから見て)、
間が悪い人はどんな状況でも間が悪いもの。
そんな人たちにこそおすすめの本なのですが‥

スキーム(1)★
立ち読みのポイントでも紹介した通り、相手を引き込むにはまず接点を見つけよ
というアドバイスを、著者自身が徹底していることに好感を覚えました。
本書に苦労話やテクニックの披露は一切なく、
誰もが遭遇する日常の会話で気をつけたい部分を例示して
著者の経験を元に解説を加えています。
ただし残念なのは、本文の2/3を過ぎてもまだ接点を元にした話の構成になっていて、
逆にもうちょっとマジシャンという職業について書いてもいいのかなと感じました。

総合(2)★★
立ち読みで見るよりもじっくりと見て印象が良くなったレアな本でした。
最近は「しっかりと相手に要求する、される」が自分のモットーになっていたので、
あえて会話を曖昧にすることはなくしてきました。
しかし相手との関係性が中立である場合(顧客やユーザーに対して)、
言葉を濁すことでイメージを崩さず場を乗り切る方法もありだなと思いました。


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| ヒューマンスキル(コミュニケーション・話し方・人脈づくり) | 00:40 | comments(0) | - |pookmark